2015年度のスクール開講期間に合わせて、昨年度の応用コース受講生(約20名)=2014修了生に声をかけ、1年に1回ファシリテーター養成講座受講生が一堂に集う「ネットワーキングイベント(同窓会)」を開催します!!
全国各地で誰がどのような活動を行っているのか、各々の活動を発表し意見交換を行う事で、受講生同士の交流を促進する場となる事を目的としています。講師2名、アドバイザーも参加されます。本年度のスクール参加者は任意参加型イベントですので、スクール申込時に希望をお伝えください。
日程: 11月23日(月祝)・24日(火) *24日は17:00頃に終了予定
費用: 無料 (但し、23日の宿泊費/2000円程度を別途頂きます)
※1日のみの参加、日帰り参加も可能です。
当日のプログラム内容(予定)
◆グループディスカッション
◆それぞれの活動紹介(ワークショップ・映像・スライド等)
◆テーマ別セッション・情報交換 ほか
2014年度スクール終了後の受講生の声(抜粋)
■イギリスのコミュニティダンスの状況に衝撃をうけました。
国が衰退した時にその国に繁栄を再びもたらすためには国民がクリエイティビティを持つことが大切と考えたという事実。日本はまだまだそうした考えには至りません。しかしながら、ダンスの力は日本でもイギリスでも同じです。そうしたことに希望を持つことができました。
(吉福敦子/ダンサー・振付家・ワークショップデザイナー)
■大切に思うことが近い方たちと繋がり、一緒に考えられたことは本当に嬉しかったです。安心したということもあります。自分だけではなかったんだなぁと。これまで一人でぼんやり考えていた『ダンスの可能性』を確信できたことは、悩んでいた私の背中をぐっと押してもらえる機会となりました。
(絹川明奈/ダンサー・高校体育科非常勤講師)
コミュニティダンス・ファシリテーター養成スクール2014(撮影:草本利枝)
■発見といいますか、結局自分は今後どういう事をやっていきたいのか、何のためにやりたいのか、どこまで突っ込んでいくのか、というような事をビシビシ突きつけられました。
(康本雅子/ダンサー・振付家)
■ディスカッションでは多くのことを学びました。
何事も行動すること、このような人たちがつながりを持つこと、が重要なのだと思いました。最も衝撃的だったのは「1人の100歩は大変でも、100人の1歩は簡単で大きな力になる」という言葉です。これこそがコミュニティダンスなのだと思いました。
(川原美夢/学生)
コミュニティダンス・ファシリテーター養成スクール2014(撮影:草本利枝)
■私は日常的には踊っていないので不安はありましたが、クラスセッションもディスカッションも楽しく受講しました。講師の先生お二人の熱意や人間的な魅力、そして受講者の皆さんが友好的でオープンな方々だったことが理由に挙げられると思います。ビデオで英国の多様な実践を紹介して下さったことも良かったです。振付を経験できたことは私にとって貴重でした。日常的にダンスとあまり係わっていないことも、新鮮な経験ができた理由かもしれません。
(中島正博/大学教員)
■私自身ファシリテーターのイメージはお世話をする人。グループ全てのことを把握し、グループが上手くいくように配慮しなければならないと感じていた。もちろん、そのような側面も必要であるが、今回のスクールで学んだことは、ファシリテーターと参加者が対等な立場であるということだ。対等であるということは、ファシリテーターが参加者に助けられることもあるし、参加者同士で関わり合い、助け合うこともあるということである。ファシリテーターが全てにおいて完璧である必要はなく、参加者の力を十分にもらい、共に作り上げていく。これがコミュニティダンスの醍醐味なのではないかと気づかされた。
(高橋芽生子/知的障害者施設支援員)
コミュニティダンス・ファシリテーター養成スクール2014(撮影:草本利枝)
2014受講生募集中!
▼チラシのダウンロードはこちら▼
日程: 2014年9月20日 (土)~23日(火)
会場: 大阪体育大学 キャンパス内
講師: セシリア・マクファーレン(Cecilia Macfarlane)
ダイアナ・アマンズ(Diane Amans)
受講料: 50,000円 (JCDN会員40,000円)/宿泊費込
*4日間の通し受講必須 *日本語通訳付
こんな方々からのご応募をお待ちしています!
◆ダンスに興味や経験がない方にも、ダンスの楽しさや面白さを広めたい方
◆自身のダンス経験を社会に活かしたい方
◆テクニックの上達を目的としないワークショップの方法を知りたい方
◆一般の方を対象とした自身のワークショップに、新たな視点や手法を取り入れたい方
◆英国や日本のコミュニティダンスに関する知見を広めたい方
【コミュニティダンスとは】
コミュニティダンスは、ダンス経験の有無・年齢・性別・障がいに関わらず、「誰もがダンスを創り、踊ることができる」という考えのもと、アーティストが関わり、“ダンスの力”を地域社会の中で活かしていく活動です。JCDNでは2007年頃から英国のコミュニティダンスに着想を得て、全国各地でコミュニティダンスの普及活動に力を入れてきました。その中でいま、教育・福祉・医療・まちづくりなど社会のさまざまな場で、“ダンスの力”を活かそうとする動きが広がりつつあります。また同時に、それらの現場で活動するアーティスト=コミュニティダンス・ファシリテーターが必要とされていると感じています。
【コミュニティダンス・ファシリテーターとは】
ワークショップ等の活動の場において、参加者一人一人の表現力や創造力を引き出し、全体を目的に向かって進行する役割です。子どもから大人まで、場合によっては、これまでダンスからは遠い存在だった方々を対象に、包括的な視点をもって取り組む力が求められます。また、参加者のダンステクニックやスタイルを上達させる事ではなく、ダンスの持つ根源的な魅力や楽しさを参加者と共有することを目的として、クリエイティブな活動を行う事が重要です。【コミュニティダンスとは】
コミュニティダンスは、ダンス経験の有無・年齢・性別・障がいに関わらず、「誰もがダンスを創り、踊ることができる」という考えのもと、アーティストが関わり、“ダンスの力”を地域社会の中で活かしていく活動です。JCDNでは2007年頃から英国のコミュニティダンスに着想を得て、全国各地でコミュニティダンスの普及活動に力を入れてきました。その中でいま、教育・福祉・医療・まちづくりなど社会のさまざまな場で、“ダンスの力”を活かそうとする動きが広がりつつあります。また同時に、それらの現場で活動するアーティスト=コミュニティダンス・ファシリテーターが必要とされていると感じています。
【コミュニティダンス・ファシリテーターとは】
【スクールの概要と目的】
本スクールは、イギリスのコミュニティダンス財団(Foundation for Community Dance)が、毎年夏に開講している‘Summer School’をモデルに、講師のセシリア・マクファーレン、ダイアナ・アマンズの2名を招き、〔基礎〕〔応用〕の2コースを開講します。少人数制のコース別セッション、全員でのテーマ別ディスカッション等を通して、コミュニティダンス・ファシリテーターに求められる専門性を身につけることを目指します。また、修了後も受講生にとって必要な情報やサポートが得られる機関となることをひとつの目標とします。このスクールを通して、社会とダンスのつなぎ手となるファシリテーターとともに、今後の日本のコミュニティダンスにおける新たな可能性を切り開いていきたいと思います。
コース内容
① 応用コース・・・〔1年制〕 担当講師:セシリア・マクファーレン 定員:15名
対象:一般の方を対象としたワークショップ経験をもち、コミュニティダンス・ファシリテーター(*定義は上記を参照)として自身の活動をより発展させたいと考えている方。
内容:日本で数多くのコミュニティダンスプロジェクトに携わっているセシリア・マクファーレンが、受講生それぞれのもつ課題や目標からテーマを設定し、進行します。
内容:日本で数多くのコミュニティダンスプロジェクトに携わっているセシリア・マクファーレンが、受講生それぞれのもつ課題や目標からテーマを設定し、進行します。
② 基礎コース・・・〔2年制〕 担当講師:ダイアナ・アマンズ 定員:15名
対象:自身のダンス経験を活かしてコミュニティダンス・ファシリテーター(*定義は上記を参照)としての活動を始めたい方。
内容:‘Summer School’の入門コース開発に携わり、専門書も執筆しているダイアナ・アマンズが進行し、コミュニティダンス・ファシリテーターに求められる下記の力を身につけることを目指します。
●多様な個人やグループと包括的かつ創造的なアプローチを行うこと
●自身のニーズや周囲のニーズを深く理解し、明確な目的をもってワークショップを行うこと
●安全で効果的なワークショップを行うこと
●コミュニティダンスグループに対する振付を行うこと
●英国や日本におけるコミュニティダンスの現在の文脈について理解を深めること
※〔基礎〕は2年制のコースです。2年目の〔応用〕コース受講をもって修了証書を授与します(受講生のサポートと修了証書については、下部で説明)。なお、現場での経験を通して自ら学びを深めることを重視し、1年目のスクール終了後には、積極的に実際にワークショップを行うことを推奨します。
※2年目の受講料は割引となります。また、開講日程は未定ですが、このスクールは毎年開講する予定ですので、必ずしも翌年(2015年)に受講することを義務づけるものではありません。
スケジュール(予定)
※受講生決定後に、各講師とともにスケジュール・内容を再検討します。
Day-1 9/20 sat. テーマ:コミュニティダンスへの入口
13:00~13:15 (15min) オリエンテーション
13:30~15:00 (90min) Course Session
15:30~17:30 (120min) Group Session
19:00~20:00 (60min) 夕食
20:00~21:30 (90min) Discussion
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Day-2 9/21 sun. テーマ:多様性と包括的なダンス
10:00~12:00 (120min) Course Session
12:00~13:30 (90min) 昼食
13:30~15:00 (90min) Group Session
15:30~17:00 (90min) Group Session
18:30~19:30 (60min) 夕食
19:30~21:00 (90min) Discussion
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Day-3 9/22 mon. テーマ:効果を見える化する (評価/言語化)
10:00~12:00 (120min) Course Session
12:00~13:30 (90min) 昼食
13:30~15:00 (90min) Discussion
15:30~17:30 (120min) Course Session
18:30~22:00 交流会
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Day-4 9/23 tue. テーマ:ダンスファシリテーターの役割
10:00~12:00 (120min) Course Session
12:00~13:30 (90min) 昼食
13:30~15:00 (90min) Discussion
15:15~16:15 (60min) Group Session
16:30~17:00 (30min) まとめ・修了証書授与
17:00 終了・解散
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クラス内容
<Course Session>
〔基礎〕〔応用〕コース別のセッション。各コース担当講師が、受講生それぞれと向き合いながら、プログラムを組み立てて進行します。
<Group Session>
〔基礎〕〔応用〕合同のセッション。下記の内容を予定しています。
◆講師によるダンスワークショップ(受講生同士がお互いを知りあうための機会として)
◆コミュニティダンスグループにおける振付手法について
◆参加者の安全(Duty of Care)について
<Discussion>
〔基礎〕〔応用〕合同のディスカッション。コミュニティダンス・ファシリテーターに必要な知識や情報を共有し、講師やスタッフも含め、全員で意見交換をおこないます。下記のテーマを予定しています。
◆英国・日本のコミュニティダンスについて(背景・事例等)
◆すべての人の為のダンスとは
◆コミュニティダンスの評価基準について
◆コミュニティダンス・ファシリテーターの役割について
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■ダンスの持つ力とは?
自分の身体をつかって“表現する力”
ゼロから何かを“創造する力”
他者と“コミュニケーションする力”
■ダンスジャンルについて
JCDNでは、決まった技術やスタイルがなく、自由な発想でダンスを創ることができるコンテンポラリーダンスによるコミュニティダンスの活動を推進してきましたが、コミュニティダンスは技術の向上を目指すダンスではないため、他ジャンルのダンスであっても目的をかえることでコミュニティダンスに応用できると考えています。そのため、当スクールでは、コンテンポラリーダンスに限らず、クラシックバレエ・ジャズ・ストリートなど、あらゆるジャンルのダンス経験をお持ちの方の参加を、歓迎いたします!
■修了証書と、修了後のサポートについて
本スクールでは、すべてのコースで「コミュニティダンス・ファシリテーター養成スクール」を修了した事を証明する修了証書を授与いたします。この修了証書は、社会的信用度を高めるために役立てていただけるものであり、個人のスキルを保証するものではありません。また、修了生へのサポートとして、JCDN事務局からの現場に関する情報の提供、修了生同士の交流が継続されるような機会の提供、その他、必要なサポートを行います。
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講師プロフィール
<応用コース 担当講師>
■ セシリア・マクファーレン/Cecilia Macfarlane (英国)
(パフォーマー・演出家・振付家・アートセラピスト・ダンス教育者)
30年以上にわたり、Oxford Youth Danceの設立をはじめ子どもから高齢者まで幅広い年代の人たちと一緒にダンスを創り、イギリスのコミュニティダンスを牽引してきた一人である。“ダンスはみんなのためにある”という情熱的な信念に基づき、常にそれぞれのダンサーの独自性や個性を引き出してきた。芸術のシニアレクチャー組合員としてコベントリー大学で9年間活動し、現在客員教員として活動している。1990年オックスフォードにダッグアウトを設立し、成人向きのコミュニティダンスグループを立ち上げた。その後コベントリーにも成人向きのコミュニティダンススクールを開き、拡大させている。ロンドンの治療・教育分野において創作アートセラピストとして芸術の研究所で訓練を行い、客員教員と同様にプロのダンスアーティストの教育者として世界中で活動。 日本では、2009年以降、大分・福岡・京都・静岡等でのコミュニティダンス普及活動に貢献している。2013年には文化庁AIR事業「習いに行くぜ!東北へ!!」の招聘アーティストとして1ヶ月間東北地方に滞在した。
<基礎コース 担当講師>
■ ダイアナ・アマンズ/Diane Amans (英国)
(振付家・トレーナー・コンサルタント)
イギリスのコミュニティダンスを牽引してきた一人であり、これまでFoundation for Community Danceのサマースクールにおいてコミュニティダンスの実践者(ファシリテーター)の為の入門コースを共同開発している。自身のカンパニーFreedom in Danceの設立後は、高齢者とのダンスを行う実践者の為の認定コースを開設した。ダンスアーティストとしては教育現場での活動や、ケアスタッフのトレーニング、医療現場やコミュニティにおけるダンスプロジェクトのマネジメントと多岐にわたり、近年はフリーランスの振付家、トレーナー、コンサルタントとして活動している。特に関心を持っているのは世代間を越えたプロジェクトで、若者と加齢の典型をテーマにしたダンス作品もいくつか制作中。同時に、参加型アートワークを行う人々の為の新しいトレーニングプログラムも展開している。また、アーティストとして個々の違いや共通点に目を向け、探求することにも着目している。著書にPalgrave Macmillan発行の「Age and Dancing」がある。
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募集要項 下記を良くお読みの上、所定の申込用紙にてお申込みください。
内容:‘Summer School’の入門コース開発に携わり、専門書も執筆しているダイアナ・アマンズが進行し、コミュニティダンス・ファシリテーターに求められる下記の力を身につけることを目指します。
●多様な個人やグループと包括的かつ創造的なアプローチを行うこと
●自身のニーズや周囲のニーズを深く理解し、明確な目的をもってワークショップを行うこと
●安全で効果的なワークショップを行うこと
●コミュニティダンスグループに対する振付を行うこと
●英国や日本におけるコミュニティダンスの現在の文脈について理解を深めること
※〔基礎〕は2年制のコースです。2年目の〔応用〕コース受講をもって修了証書を授与します(受講生のサポートと修了証書については、下部で説明)。なお、現場での経験を通して自ら学びを深めることを重視し、1年目のスクール終了後には、積極的に実際にワークショップを行うことを推奨します。
※2年目の受講料は割引となります。また、開講日程は未定ですが、このスクールは毎年開講する予定ですので、必ずしも翌年(2015年)に受講することを義務づけるものではありません。
スケジュール(予定)
※受講生決定後に、各講師とともにスケジュール・内容を再検討します。
Day-1 9/20 sat. テーマ:コミュニティダンスへの入口
13:00~13:15 (15min) オリエンテーション
13:30~15:00 (90min) Course Session
15:30~17:30 (120min) Group Session
19:00~20:00 (60min) 夕食
20:00~21:30 (90min) Discussion
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Day-2 9/21 sun. テーマ:多様性と包括的なダンス
10:00~12:00 (120min) Course Session
12:00~13:30 (90min) 昼食
13:30~15:00 (90min) Group Session
15:30~17:00 (90min) Group Session
18:30~19:30 (60min) 夕食
19:30~21:00 (90min) Discussion
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Day-3 9/22 mon. テーマ:効果を見える化する (評価/言語化)
10:00~12:00 (120min) Course Session
12:00~13:30 (90min) 昼食
13:30~15:00 (90min) Discussion
15:30~17:30 (120min) Course Session
18:30~22:00 交流会
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Day-4 9/23 tue. テーマ:ダンスファシリテーターの役割
10:00~12:00 (120min) Course Session
12:00~13:30 (90min) 昼食
13:30~15:00 (90min) Discussion
15:15~16:15 (60min) Group Session
16:30~17:00 (30min) まとめ・修了証書授与
17:00 終了・解散
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クラス内容
<Course Session>
〔基礎〕〔応用〕コース別のセッション。各コース担当講師が、受講生それぞれと向き合いながら、プログラムを組み立てて進行します。
<Group Session>
〔基礎〕〔応用〕合同のセッション。下記の内容を予定しています。
◆講師によるダンスワークショップ(受講生同士がお互いを知りあうための機会として)
◆コミュニティダンスグループにおける振付手法について
◆参加者の安全(Duty of Care)について
<Discussion>
〔基礎〕〔応用〕合同のディスカッション。コミュニティダンス・ファシリテーターに必要な知識や情報を共有し、講師やスタッフも含め、全員で意見交換をおこないます。下記のテーマを予定しています。
◆英国・日本のコミュニティダンスについて(背景・事例等)
◆すべての人の為のダンスとは
◆コミュニティダンスの評価基準について
◆コミュニティダンス・ファシリテーターの役割について
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■ダンスの持つ力とは?
自分の身体をつかって“表現する力”
ゼロから何かを“創造する力”
他者と“コミュニケーションする力”
■ダンスジャンルについて
JCDNでは、決まった技術やスタイルがなく、自由な発想でダンスを創ることができるコンテンポラリーダンスによるコミュニティダンスの活動を推進してきましたが、コミュニティダンスは技術の向上を目指すダンスではないため、他ジャンルのダンスであっても目的をかえることでコミュニティダンスに応用できると考えています。そのため、当スクールでは、コンテンポラリーダンスに限らず、クラシックバレエ・ジャズ・ストリートなど、あらゆるジャンルのダンス経験をお持ちの方の参加を、歓迎いたします!
■修了証書と、修了後のサポートについて
本スクールでは、すべてのコースで「コミュニティダンス・ファシリテーター養成スクール」を修了した事を証明する修了証書を授与いたします。この修了証書は、社会的信用度を高めるために役立てていただけるものであり、個人のスキルを保証するものではありません。また、修了生へのサポートとして、JCDN事務局からの現場に関する情報の提供、修了生同士の交流が継続されるような機会の提供、その他、必要なサポートを行います。
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講師プロフィール
<応用コース 担当講師>
■ セシリア・マクファーレン/Cecilia Macfarlane (英国)
(パフォーマー・演出家・振付家・アートセラピスト・ダンス教育者)
30年以上にわたり、Oxford Youth Danceの設立をはじめ子どもから高齢者まで幅広い年代の人たちと一緒にダンスを創り、イギリスのコミュニティダンスを牽引してきた一人である。“ダンスはみんなのためにある”という情熱的な信念に基づき、常にそれぞれのダンサーの独自性や個性を引き出してきた。芸術のシニアレクチャー組合員としてコベントリー大学で9年間活動し、現在客員教員として活動している。1990年オックスフォードにダッグアウトを設立し、成人向きのコミュニティダンスグループを立ち上げた。その後コベントリーにも成人向きのコミュニティダンススクールを開き、拡大させている。ロンドンの治療・教育分野において創作アートセラピストとして芸術の研究所で訓練を行い、客員教員と同様にプロのダンスアーティストの教育者として世界中で活動。 日本では、2009年以降、大分・福岡・京都・静岡等でのコミュニティダンス普及活動に貢献している。2013年には文化庁AIR事業「習いに行くぜ!東北へ!!」の招聘アーティストとして1ヶ月間東北地方に滞在した。
<基礎コース 担当講師>
■ ダイアナ・アマンズ/Diane Amans (英国)
(振付家・トレーナー・コンサルタント)
イギリスのコミュニティダンスを牽引してきた一人であり、これまでFoundation for Community Danceのサマースクールにおいてコミュニティダンスの実践者(ファシリテーター)の為の入門コースを共同開発している。自身のカンパニーFreedom in Danceの設立後は、高齢者とのダンスを行う実践者の為の認定コースを開設した。ダンスアーティストとしては教育現場での活動や、ケアスタッフのトレーニング、医療現場やコミュニティにおけるダンスプロジェクトのマネジメントと多岐にわたり、近年はフリーランスの振付家、トレーナー、コンサルタントとして活動している。特に関心を持っているのは世代間を越えたプロジェクトで、若者と加齢の典型をテーマにしたダンス作品もいくつか制作中。同時に、参加型アートワークを行う人々の為の新しいトレーニングプログラムも展開している。また、アーティストとして個々の違いや共通点に目を向け、探求することにも着目している。著書にPalgrave Macmillan発行の「Age and Dancing」がある。
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募集要項 下記を良くお読みの上、所定の申込用紙にてお申込みください。
▼申込用紙のダウンロードはこちら▼
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申込用紙(ワード)/ 申込用紙(PDF)
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■募集対象・条件:
[1] 日本で活動を行うダンサー、振付家、ダンス講師、コミュニティダンサーなど、これまでに何らかのダンス経験がある方
[2] スクールの趣旨に賛同し、コミュニティダンスの活動を実践等により広める事に意欲をお持ちの方
[3] 基礎/応用いずれのクラスも、4日間通しで受講可能であること
[4] 各コースの対象について「クラス内容」を参照のこと
※会場までの交通費、滞在中の食費は受講料に含まれませんので、ご了承ください。
■定員: 基礎コース 15名/応用コース 15名
※申込が定員を超えた場合、選考のうえ受講者を決定させていただきます。予めご了承ください。
■申込方法: 申込用紙をダウンロード、必要事項を記入の上、郵送・またはメールのいずれかにて提出ください。
※メールの場合、受信確認後に事務局より返信致します。
返信がない場合は、お手数ですがJCDN事務局までお問合せください。
■申込先:JCDN事務局 「養成スクール募集」係宛
〒600-8092 京都市下京区神明町241オパス四条503
E-Mail jcdnjp@ybb.ne.jp
■申込〆切: 2014年7月14日(月) 必着
■申込後の流れ (予定)
申込締め切り後、一週間以内に受付の可否をご連絡致します(定員を超えた場合は選考)。
その後、郵送にて会場・宿泊に関する情報、その他の資料を申込用紙のご住所までお送りいたします。
■その他、特記事項
・少人数制のスクールのため、原則として見学は受け付けられません。ご了承ください。
・最短で3泊4日の滞在・移動が可能なスケジュールを想定しておりますが、万が一遠方からお越しの方で、フライト時刻等の物理的な理由により遅れ等の不都合が生じる恐れがある方は、その旨を申込用紙に明記ください。
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お問い合わせ
NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク(JCDN)
電話:075-361-4685 Mail: jcdn★jcdn.org (担当:神前・千代)
※メールの方は件名に「養成スクールについて問合」と明記ください。)
原則として2 営業日以内に回答いたします。
※事務局の営業日は平日14:00~18:00です。なお、土日祝日は営業しておりません。
共催: 大阪体育大学コミュニティダンス研究プロジェクト
主催: NPO法人 ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク(JCDN)